いろいろのご利益や見るものがある毘沙門さまです

4.0
旅行時期：2018/03（約8年前）

神楽坂・飯田橋クチコミ：150件

　３月中旬の週末、天気が良かったので神楽坂界隈の散策に出掛け、訪れたところの一つがここ善國寺 (毘沙門天) です。
　白い提灯が掛かった朱塗りの山門をくぐると、目の前の一段と高いところに朱塗りの柱と白壁などの綺麗な本堂があり、近付くと狛犬よろしく石虎がいて意外な感じがし、また、お参りの方々が殆ど切れ目なく続くのにいささか驚きでした。
　また、本堂左手には浄行菩薩が祀られ、柄杓で水をかけて願いごとをしている方も見受けました。
　開運厄除けの福運を授けられる毘沙門さまや身代わり菩薩の浄行菩薩などが祀られているので、ここ善國寺 (毘沙門天) を訪れる方が多いのが分かります。
　本堂左手前に「善國寺の毘沙門天像」の説明板があり概要だが
　「神楽坂の毘沙門さま」として、江戸時代より信仰をあつめた毘沙門天立像である。
　善國寺は、文禄４年 (1595) 徳川家康の意を受けて日惺上人により創建され、毘沙門天像は、日惺上人が鎮護国家の意をこめて当山に安置したもの。
　現在も、正月・５月・１１月の初寅の日に毘沙門天を開帳し、賑わいを見せている。
　とのこと。
　いろいろのご利益を授かりつつがない暮らしをしたく、これからも近くに来た折は勿論、ご開帳日にも来てみたいと思っています。
　ここ善國寺 (毘沙門天) は、このようなところなので近くに来られた折訪ねることをお勧めしたいところです。
　なお、毘沙門天像は、新宿区有形文化財 (彫刻) に指定されています。