タワーマンション脇にある小ぢんまりした綺麗な公園です

3.5
旅行時期：2018/03（約8年前）

神楽坂・飯田橋クチコミ：150件

　兵庫横丁へ行く折通ったが、タワーマンションやビル、住宅などに囲まれたところにポツンとあるので、こんなところに公園？と思うようなところです。
　公園の出入口に、名称表示といろいろ記された由来書きがあり、地元の方々が大切にしていることが分かるとともに概要だが
　この一帯は、鎌倉時代の末から「行元寺」があり、江戸中期の天明８年 (1788) 境内の東側が武家の住まいとして貸し出されるようになり、安政４年 (1857) 頃、この一部が遊行の地となり神楽坂の花柳界が発祥したと伝えられている。
　行元寺は、明治４０年 (1907) の区画整理の際、品川区内に移転し、地元では、行元寺の跡地を寺内 (じない) と呼んだ。
　とのこと。
　周りを見渡してもそれらしきものは何も見当たらないが、当時境内の東側とは、今の風情ある兵庫横丁の方向のようなので、その辺りが花柳界の発祥の地となったとしても分かる気がします。
　公園は小ぢんまりとし周りに見るものは特にないが、園内が石畳で草花とともに座るところがあるので散策中に一息入れるのに良いところかも知れません。
　場所は、神楽坂上交差点の左手前方 (東方向) で大久保通りから奥まっているので分かり難いが、交差点の東方に建つタワーマンション方向に３０ｍ位進み右手の最初の細い通りに入って６０ｍ位行った突き当りです。