いにしえからの信仰
- 3.0
- 旅行時期:2016/09(約9年前)
-
-
by はちのすけさん(男性)
茅野 クチコミ:1件
諏訪大社四社のうちでもっとも周辺の景色と溶け込んでいるかもしれない。幹線道路沿いの駐車場に車を止めて、少し急な上り坂を上がると、周囲を見下ろす高台に本殿が見えてきた。途中には民家があり、栗が鈴なりだ。秋真っ盛り。そんなことを連想してしまうほどここの参道はのんびりしている。どこかしら集落道のような「緩さ」があり、神々の緊迫感は感じない。他の三社のような様式美を追求していないからだ。それがゆえに、山川草木に神が宿る古代信仰により近いのではないかと思ってしまう。現地の説明によれば、前宮の「前」は他の三社より以前に存在していたという意味らしい。近代的な様式美ではなく、神代そのままの「おやしろ」。ここの境内には諏訪大社の宮司を務める諏訪氏が居館を構え、祭祀と政治を一つに運営していた。境内にはそのころの遺構が残っており、一帯は県の史跡に指定されている。
- 施設の満足度
-
3.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2018/03/10
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する