江戸時代後期の倉敷の町家、倉敷独特の建築様式を残した国の重要文化財。
- 3.5
- 旅行時期:2018/02(約6年前)
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by あまちゃんさん(男性)
倉敷 クチコミ:9件
旧大原家住宅は、大原美術館の前、倉敷川に架かる今橋を渡った対岸に建っている国の重要文化財に指定されている建物。
1795(寛政7)年の着工だそうで、この建物のように2階部分が低い町屋は、京都の町屋でもよく見かけるが、これを『厨子二階(ずしにかい)』と呼ぶ。外観からも分かるように居住空間としては二階の天井が低いため造りとなっているが、これは一説によると、町民が武士を見下ろすことが許されなかったことから、外から見た時に二階建てに見えないこのような形になったとも言われている。
1階の格子や2階の窓のデザインに特色があり、それぞれ「倉敷格子」、「倉敷窓」とよばれる。また側面の壁は「なまこ壁」といった倉敷独特の建築様式を持った建物で、現在も人が住んでいるとのことで、内部の見学はできなかった(近々、一般公開されるという噂も聞いたが)。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2018/03/10
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