聖地の最高位、斎場御嶽(せーふぁうたき)
- 3.5
- 旅行時期:2018/03(約8年前)
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by hidemi.yさん(男性)
知念・玉城・八重瀬 クチコミ:5件
15世紀から16世紀の琉球王国・尚真王時代の御嶽(うたき)であるとされる。
御嶽とは、南西諸島に分布している聖地の総称で、神が降臨する場所という意味。
更に(せーふぁ)は最高位を意味し、斎場御嶽は「最高の御嶽」となり、これは通称で正式な神名は「君ガ嶽、主ガ嶽ノイビ」というらしい。
敷地内には、規模は小さいが首里城内の施設名と同じ拝所が複数あり、3つの拝所が集中する最奥部の三庫理(サングーイ)には京のはな(チョウノハナ)という最も格の高い拝所があり、クバの木を伝って琉球の創世神であるアマミクが降臨したとされる様です。
また三庫理からは、ニライカナイ(海の彼方にある死者の国とこの世の中間の神の世界)の島として、最高聖地とされている久高島を眺望することが出来ます。
眺望できる様になったのは、近世になって三庫理の岩壁の一角が崩れたことによるらしく、かつては三方を岩壁に囲まれた空間だったとのこと。
かつて琉球の御嶽は、その全てが男子禁制であり、国王であっても御門口(うじょーぐち)より先に入るには、袂の合わせを女装に改める必要があったというらしい。
斎場御嶽は、首里城跡などとともに「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されている。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2018/03/08
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