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アマミチュー

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神の島・浜比嘉島にある聖地アマミチューの墓

  • 5.0
  • 旅行時期:2018/03(約8年前)
hidemi.yさん

by hidemi.yさん(男性)

沖縄市・うるま市・伊計島 クチコミ:5件

浜比嘉島には、琉球開闢の祖神、女の神様アマミキヨ(アマミチュー)と男の神様シネリキヨ(シルミチュー)が暮らしていたとされ、この二神によって沖縄の島々が作られ、人間の子孫が増えたそうで、日本神話で言うところのイザナミとイザナギ。
そういうことでもあって、浜比嘉島は沖縄の聖地と言われるそうです。
島は、浜集落と比嘉集落の2つの集落からなる周囲7kmの小さな島で、貝塚時代からグスク時代にかけての遺跡が多く発見されているが、発掘調査はほとんどされていないようです。
浜比嘉大橋を渡って左折して少し走ると海側に「アマンジ」と呼ばれる小島が見え、道路脇に「アマミチューの墓」の立て看板があります。
 その小島がアマミキヨとシネリキヨの二人の墓と伝えられ祀られている場所で、無病息災と子孫繁栄を願う拝所となっています。
車はここを通り過ぎた先の右側に公衆トイレが設けられた空き地、左側には漁師さんの駐車場の様な小さな空き地があります。
この日一番の観光に選んだ理由は、観光客もまばらな早朝なら、この空き地利用できるかと思ってのことで、さもなければ橋のたもとの公園駐車場から、かなり歩かなければならないからです。
アマミチューの墓への入口は透明度が抜群の浅瀬になっていて、小島を周回する通路が設けられ、左側から波に気をつけながら回り込むと岩がくぼんだ程度の洞穴があり、これを囲い込むようにして墓があります。
「琉球国由来記」には、この洞穴は「アマミゾ嶽」と記載され、その他の御嶽(うたき:御嶽とは、南西諸島に広く分布している「聖地」の総称)も浜比嘉島のノロ(祝女)によって管理されていた。海から訪れたアマミキョは兼久集落の沖合に位置する久場島を目標に浜比嘉島へ到着し、シルミキョのいる洞穴へ住んだとされるそうです。
 その洞穴は、公衆トイレの脇に案内されているが、アマミチューの墓から1km程山側に入り、108段の階段を登った先の厳かな緑深い中に「シルミチュー霊場」と呼ばれる子宝祈願の拝所があるとのこと。

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦
アクセス:
2.0
人混みの少なさ:
5.0
見ごたえ:
5.0

クチコミ投稿日:2018/03/07

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