白洲正子がめでた大和を坪庭にした寺からの眺め
- 5.0
- 旅行時期:2018/01(約8年前)
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by 河内温泉大学名誉教授さん(男性)
御所・葛城 クチコミ:46件
現代の横大路とも云える山麓バイパスの楢原交差点を過ぎると、山手に藁の塔が一本立っています。その三叉路を西へ曲がると九品寺への参道です。白洲正子は「かくれ里」で「街道(横大路)といっても、ようやく車が通れるほどのせまい道で、往来のはげしい国道から、人けのない田圃道に入ると、急に古代の世界へ連れ戻されたような心地がする」と記していますが、道路の形態が変わっても概ね風景に変化は無いだろうと思います。彼女は、ここに泊まることで葛城と大和三山から多武峰、吉野を囲む箱庭のような眺めに「葛城一族が大和に君臨したのも、この様な眺望にふれると合点がいく」とインスピレーションを感じている。浄土宗の古刹で、「石仏の寺」の異名がある。奈良時代、聖武天皇の勅により行基が開基した寺で、山門前の手入れの行き届いた庭園と山門そして本堂へと続く渡り廊下のような設えは威風をも感じさせられます。山内には千体以上と云われる石仏がある。観光バスでも入れば**トラベルのバスで溢れかえるだろう。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 2.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2018/01/23
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