世界中に見てほしい、原爆の凄まじさ・恐ろしさを今に伝える負の世界遺産
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- 旅行時期:2017/11(約8年前)
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by toshikunさん(男性)
広島市 クチコミ:6件
元は「広島県産業奨励館」で、大正4年(1915年)の竣工だという。天井の上に円形ドームが突き出ていて、元々は美しい建物だったことが想像できる。そのドームの骨組みだけがおどろおどろしく残って、原爆の凄まじさを現代に伝えてくれるのだが、逆に考えれば、原爆爆心地近くで直撃を受けておきながら、よくもこれだけ骨組みが残ったものだと感心する。よほど頑丈な設計だったのだろう。これが軟な建物なら跡形もなく吹き飛んで、今のような「負の世界遺産」にもなれなかったはずだ。そう考えると、形状と言い、頑丈さといい、残骸の見た目と言い、この建物の何か運命的なものまで感じてしまう。原爆の恐ろしさを世界中に直接訴えるためにここにあるとしか思えない。是非世界中の人々に見て欲しいと思う。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2017/12/08
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