三四郎池以外に育徳園の名残はないようだがとても静かで寛げるところです
- 3.5
- 旅行時期:2017/11(約8年前)
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by 風来坊之介さん(男性)
御茶ノ水・本郷 クチコミ:155件
育徳園は、現在の東京大学の赤門から三四郎池にかけた一帯を、加賀藩主前田氏が大阪の役後将軍家から賜り、寛永15 (1638) 年園池を大築造しのが始まりで、当時江戸諸侯邸の庭園中第一と称せられた。
庭園は育徳園と命名され、園中に八景、八境の勝があって、その泉水・築山・小亭等は数奇をきわめたものだといわれている。
とのこと。
今は、通称三四郎池、正式名「舊加賀藩上屋敷育徳園心字池」は、当時のままかどうかは別にして残っているものの、数奇をきわめたものだといわれたようなところは残ってないように思われます。
明治時代になり、ここ加賀藩上屋敷だったところに、現東京大学前身の諸学校が移転し校地が整備された とのことなので、その折などに育徳園も校地として整備されたのでしょう。
三四郎池の手前に「三四郎池 (育徳園)」の説明板があるが、池以外の泉水・築山・小亭等が何処だったのかなどが分からず残念に思います。
とはいえ、ここ三四郎池の周囲は自然に溢れ、都心のキャンパスとは思えないような静かで寛げ、騒々しい世間から一時だが解放されるところです。
東京大学本郷キャンパスとはいえ自由に出入りできるので、近くに来られた折などに一時でも騒々しい世間から逃避してみては如何でしょう。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 地下鉄・東大前駅出入口1を出て左(南)方向に歩いて5分位行った左手の正門から入り銀杏並木を通り安田講堂の右手辺りで正門から4分位のところです
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 訪ねたのが休日だったが思ったより来ている人が少なかったです
- バリアフリー:
- 2.5
- 池に行くのには下りの段差があり平坦でないので気を付ける必要があります
- 見ごたえ:
- 3.5
- 三四郎池の周囲は自然に溢れ紅葉も程々でとても静かで寛げるが池以外には育徳園の名残はないようです
クチコミ投稿日:2017/11/23
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