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「日本の道百選」、「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された「北国街道」の宿駅です!

  • 4.0
  • 旅行時期:2017/09(約7年前)
hiroさん

by hiroさん(男性)

真田・東御 クチコミ:8件

『海野宿(うんのじゅく)』は、1625年(寛永2年)に江戸幕府(三代将軍:家光の時代)によって整備された脇街道である「北国街道」の宿駅として開設されています。
「北国街道」は、江戸・日本橋を起点に伸びる五街道(東海道、中山道、日光街道、奥州街道、甲州街道)に次いで重要視され、中山道の「追分」から善光寺を経て北陸道の「直江津」を結び、佐渡で採れた金銀の輸送、北陸諸大名の参勤交代、善光寺参拝者などで賑わいのある街道だったようです。
全長およそ650メートルの通りである『海野宿』は、江戸時代の宿場町として栄えた建物、明治以降の養蚕業で栄えた建物が調和し生活感が残る宿場町として、伝統的な家並みが現在まで保存されていることから、1986年(昭和61年)に歴史性および親愛性を基準とした「日本の道100選」に選定され、1987年(昭和62年)には「重要伝統的建造物群保存地区」(宿場・養蚕町)にも選定されています。
『海野宿』の東端にある「白鳥神社」前に広がっていた千曲川原「白鳥河原」は、平安時代末期の武将である「木曽義仲」(源義仲)が、1180年(治承4年)平家討伐の令旨に応じて、翌1181年(治承5年)に木曾衆・佐久衆・上州衆など3千騎を集結して挙兵した地とされています。
また、「白鳥神社」は、戦国時代の武将である真田氏の氏神として祀られた歴史のある神社として知られています。
『海野宿』へのアクセスは、上信越自動車道の「東部湯の丸インターチェンジ」から約4キロメートル(自動車で約10分)で、駐車場が3か所(トイレ施設付)整備されています。
鉄道を利用の場合は、しなの鉄道「田中駅」から約1.8キロメートルで徒歩約25分ですが、田中駅舎にある「東御市観光情報ステーション」が行っている無料サービスの「観光レンタサイクル」を利用すると自転車で約10分です。
今回は、1時間程度の時間を「田中駅」周辺で過ごすことになり、駅周辺情報を調べようとして東御市観光協会が運営する「東御市観光情報ステーション」に立ち寄りました。
徒歩で『海野宿』までの往復出来ないと思いましたが、「観光レンタサイクル」サービスを知り、限られた時間で『海野宿』まで行くことができました。
「田中駅」から『海野宿』までは、ほぼ平坦な道のりですが電動アシスト付自転車を借りることができ、天気もよくサイクリングを楽しむことができました。
『海野宿』へは、車を利用して行くのが便利ですが、サイクリングを兼ねて自転車を利用するのもお薦めです!
『海野宿』を訪れたのが、土曜日の昼過ぎでしたが観光客もまばらでひっそりとしていました。
防火壁の役割を果たす伝統的な建造物の意匠「卯建(うだつ)」や「海野格子」と呼ばれている格子戸の嵌まった美しい江戸時代・明治以降の調和した建物が建ち並び、その建物を利用して資料館やさまざまな店舗があります。
通りには用水が流れており、通りの両側に建ち並ぶ伝統的な建物を散策していると時間が経つのも忘れてゆったりとした気分になります!
「白鳥神社」の境内にある「御神木」は、樹齢700年以上、目通り幹囲7.3メートルのケヤキの巨木で歴史の深さも感じさせます。
『海野宿』では、毎年11月23日の祝日に「海野宿ふれあい祭」が開催され、時代仮装行列や人力車も繰りだし往時の宿場の賑わいが再現されるそうです。
今回は、限られた時間内での訪問でしたが、次回は時間にゆとりをもって「海野宿ふれあい祭」の開催時に合わせたりして、また訪れてみたいと思います。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
3.5
人混みの少なさ:
4.5
バリアフリー:
5.0
見ごたえ:
4.0

クチコミ投稿日:2017/10/15

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