「火焔型土器」と「越後縮」と豪雪地帯の暮らし
- 4.0
- 旅行時期:2016/08(約8年前)
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by ろーかるせんさん(男性)
十日町・津南 クチコミ:1件
「雪と織物と信濃川」を中心に、十日町の自然や文化を紹介しています。
「火焔型土器」を含む、国宝の「新潟県笹山遺跡出土深鉢形土器」を所蔵する博物館です。
奇抜で複雑な装飾が施された「火焔型土器」は、奥に設けられた展示室で観ることができます。土器の作られた縄文時代の暮らしも、等身大のジオラマで紹介されていました。
ロビーに隣接する展示室には、雪国の民具や織機・紡績用具が置かれています。「越後縮」の原料や工程の紹介など、やや専門的な内容のパネル展示などもありました。雪に関しては、除雪用具や積雪時の履物などの民具だけでなく、様々な分野の展示を観ました。雪の結晶や積雪の解説もあり、春に現れるユキムシも紹介されています。
凝った展示や楽しむ仕掛けは無く、シンプルな展示で内容の濃い学習の場という印象です。
十日町駅から徒歩で行く場合は、「十日町市緑道」を通って行くのが良いと思います。発電所建設のため敷設された、専用線の跡を利用した緑道です。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2017/07/27
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