南北朝時代にも関りがありました。
- 4.0
- 旅行時期:2017/06(約9年前)
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by 旅好者さん(男性)
狭山・入間 クチコミ:27件
愛宕神社はシネマコンプレックスなどが入っている「ipot(アイポット)」の南裏側の位置になります。
この神社の創建年代は不明ですが、古くからこの地にあったようです。祭神は天照大神(あまてらすおおかみ)を祀り、産土(うぶすな)神として崇められてきましたが、正平16年(1361年)に南朝の忠臣・新田義興(にったよしおき)公を合祀しています。また、室町時代に大火に見舞われたことから、火伏の別雷(わけいかづち)神、火産靈(ほむすび)神も合祀される様になったそうです。
新田義興公を祀ったことについて、「太平記」に「矢口渡し」事件として記されているそうですが、社殿の正面右に新田義興公の「首塚の松」(現在は2代目で、初代は伊勢湾台風で枯れてしまったため境内に保存されています)があります。社殿の一部を塞ぐように生えているところが、何か曰くがありそうと思わせられます。正面を外れた左側にはその従者たちの「十三騎の塚」(今は杉の木が育っています)があります。従者の塚は近隣に散在していましたが、都市化のあおりでなくなる恐れもあり、この地に集めたとのことです。また、社殿に掲げられている額「愛宕山」は勝海舟の筆によるものだそうです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2017/06/25
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