萩にこんなすごい美術館があったとは!!(追加版:ミシェラン2つ星)
- 5.0
- 旅行時期:2017/05(約9年前)
-
-
by tadさん(男性)
萩 クチコミ:23件
5月28日の日曜日に初訪問した。前日の土曜日にたまたま、葛飾北斎のことをパソコンで調べていたら、なんと山口県にこんな凄い場所があったとは、知らなかった!言い訳だが、萩はなにしろ幕末維新関係の本物資料の宝庫だから、当然、訪問する度に、そういう場所ばかり訪問していた。
で、なんと浮世絵のコレクションが中途半端ではない!浦上というかたの個人コレクションがスタートなのだそうだが、ホームページの所蔵品リストなどを少し見ただけで、驚き、すぐに翌朝早く飛び起きて下関から萩まで行った!
今回は浮世絵館だけを丹念にみた。葛飾北斎と歌川広重の富嶽三十六景が33点見られた。写真撮影も可能だったので、すべて撮影してきた。感激した。東京などで、北斎が見たくて、随分空しい努力をしてきたのに、あまり報われなかった。それなのに、地元にこんなコレクションがあるなんて!北斎の11点はさすが、どれもインパクトが強い。つぶさに観察する必要がある。既に旅行記も昨晩書いた。
5月30日からは、富嶽三十六景シリーズの後半部分を展示するそうだ。勿論、また行くだろう。昨秋京都で見た伊藤若冲に勝るとも劣らない天才ぶりを見た。
言っておくが、この浮世絵館で、すべて撮影し、さらにもう二回、ゆっくり鑑賞したが、その間、数名しか他の人はいなかった。独占状態だった。集中力はここで使い果たしたので他の部屋の展示はさっと通ってしまった。とんでもない地方の県立美術館だ!欧米の有名どころの美術館を既に見て歩いている私が、地元のこういう素晴らしい美術館を知らなかったことを、今、大いに恥じている!
(追加:フランスのミシェラン旅のガイドブックであるグリーン・ガイドで、ここは2つ星だそうだ!当然だろうと、今なら思う!なんだ、彼らはちゃんと北斎や広重等の本物があることを知っているんだ!それに、今回はざっとしか見ていないが陶磁器のコレクションが相当なもののようだ。)
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2017/05/23
いいね!:13票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する