弘前城第二の城郭
- 4.5
- 旅行時期:2017/04(約8年前)
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by masa8982さん(男性)
弘前 クチコミ:21件
弘前城の南に位置する曹洞宗のお寺で、津軽家の菩提寺です。黒門を潜って禅林街を進むと、突き当たりにあります。公共交通機関を使っていく場合、JR弘前駅から西目屋方面行きのバスに乗って茂森町長勝寺入口バス停で降り、降りたところの交差点を西に道なりに進んでください。
津軽家の菩提寺として江戸時代初期に現在の場所に設置されたそうで、建物も当時のまま残っています。藩主の菩提寺だけあって境内も広く、三門を始め建物も立派です。三門と庫裏、本堂、霊廟、梵鐘などが重要文化財に指定されています。境内の拝観は自由ですが、霊廟と庫裏、本堂の拝観は有料です。庫裏の中で声をかければ案内の方が出て来られるので、その方にお願いしてください。じっくりと案内して貰えます。こちらの見所は庫裏の展示品と本堂内部、霊廟だと思うので、是非拝観を申し込まれることをお勧めします。
お寺ではありますが、本堂は全くお寺のように見えません。外見は書院造りの地味な建物で、内部も本尊は祀ってあるものの襖や柱で仕切りが出来るようになっています。普通、本堂内は1つの大きな空間にすることが一般的なので、大分異なっています。それもその筈、こちらは外敵が攻めて来た時や、弘前城が落城した際に第二の城郭として使えるように設計されているとのことで、軍事拠点として整備されているそうです。また、藩主家の菩提寺ということで、藩政時代は一般領民の出入りは禁止されていたそうです。奥にある霊廟も、家康公の養女が津軽家に嫁いでいる所為もあってか、非常に立派なものです。是非ご覧になってください。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2017/05/18
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