寛永１１年１１月７日を偲んで　～　鍵屋の辻

2.5
旅行時期：2017/02（約9年前）

伊賀・上野クチコミ：4件

「鍵屋の辻の決闘」と言えば、映画やドラマで何度も見た方々はいると思います～。今更言うべきことでは無いのですが、”日本三大仇討ち”の一つと称されるほど有名な荒木又衛門が義理の弟渡辺数馬の仇、河合又五郎一派を伊賀の国・上野鍵屋の辻で待ち伏せて仇討ちをするというもの。
簡単に言えば～、渡辺数馬側の外様大名対河合又五郎側の旗本との面子を掛けた代理抗争のようなものですね！。
それに荒木又衛門が巻き込まれてしまうという人生の悪戯に翻弄されることは不幸なことだと思いますね～（実際にその後は賞賛を浴びることに成ります）。

今回始めて行ってみましたが～、伊勢街道と大和街道の分岐点に成っている辻の石碑が在って、「伊賀越復讐の石碑」が大きく立ってました。
周辺が「鍵屋の辻史跡公園」と成って、無料駐車場も三交上野バス車庫横に在るので便利です。
園内には簡単な説明板と「伊賀越資料館」や「数馬茶屋」も在りましたが、他には何もない意外に寂しいところでした。
しかし、今から３８０年以上も前にここで死を賭けた決闘があったと思うと、歴史好き・時代劇好きには堪らない興奮を覚えますね！～。
まして又衛門は柳生新陰流の門下として柳生十兵衛と同門であれば尚のことですね！。

ＰＳ　日本三大仇討ちとは、伊賀越の仇討ち・曽我兄弟の仇討ち・赤穂浪士の仇討ちです。