象潟が見下ろせる道の駅
- 4.5
- 旅行時期:2015/05(約11年前)
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by huuさん(女性)
象潟・にかほ クチコミ:1件
海側にある道の駅に車を停めると、道路を挟んでその向こうに象潟(きさかた)が見えます。まずエレベータで6階の展望台へ。
ガラスの向こうに鳥海山が見え、その手前が象潟です。
昔、海に小島、今田んぼの中に小さな丘
その成り立ちを調べるととても面白い。
紀元前466年に鳥海山が噴火し、発生した大規模な山体崩壊による流れ山が日本海に流れ込み、浅い海と多くの小さな島々ができあがった。
やがて堆積作用の結果、浅海は砂丘によって仕切られて潟湖ができた。そして小さな島々には松が生い茂り、風光明媚な象潟の地形ができあがった。
江戸時代までは、九十九島・八十八潟が景勝地となり、「東の松島 西の象潟」と呼ばれた。文化元年(1804年)の象潟地震で海底が隆起し(2m40cm)、陸地化した。その後、本荘藩の干拓事業による水田開発で、歴史的な景勝地は消えようとしていたが、当時の蚶満寺の住職・二十四世全栄覚林の命懸けの呼びかけにより、保存運動が高まり、今日に見られる景勝地の姿となった。
現代も102の小島が水田地帯に点々と残されている。
「象潟は火山活動および地震による土地の変化を示す自然記録として学術上の価値が極めて高いため、昭和9年1月22日、国の天然記念物に指定されました。」
- 施設の満足度
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4.5
- バリアフリー:
- 4.5
- トイレの快適度:
- 4.5
- お土産の品数:
- 4.5
クチコミ投稿日:2017/01/06
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