古代と言ってもかなり早い時期の城
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- 旅行時期:2016/11(約9年前)
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by たびたびさん(男性)
秋田市 クチコミ:81件
秋田城跡というと秋田佐竹藩の久保田城を連想してしまうのですが、これは古代の城。
出羽国が越後国から独立して成立したのが和同5年(712年)。当初、出羽柵は庄内にあったのですが、その後、秋田城に移る形になったのが天平5年(733年)。陸奥国の多賀城が造られたのが神亀元年(724年)ですし、坂上田村麻呂が活躍して、胆沢城や志波城を築いたのは、それぞれ802年、803年なので少し後の時代。なので、古代と言ってもかなり早い時期の城だということになるでしょう。
城は現在も発掘、その後の整備が行われている途上。塀が一部復元されていましたが、隣りの護国神社もたぶん秋田城の範囲だし、この山全体を秋田城として考えるのが正しいでしょう。かなりの規模だったと想像されて、古代の土木技術も侮りがたいと思いました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2016/12/14
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