長唄碑は、上野公園不忍池の弁天島の南側の池畔に置かれています。
- 3.5
- 旅行時期:2016/10(約9年前)
-
-
by さいたまさん(男性)
上野・御徒町 クチコミ:136件
長唄碑は、上野公園不忍池の弁天島の南側の池畔に置かれています。
長唄碑は、幕末の長唄中興の祖である杵屋六三郎を賛辞する碑で、不忍池の中央にある弁天島にあります。
初代の杵屋六三郎は、長唄三味線の名跡でした。
2代目の杵屋六三郎は宝永7年(1710)に生まれ、従来の長唄の曲風を一変させて、今日ある江戸風の長唄の基礎を築いたと言われています。
この石碑は、長唄三味線方の名跡である杵屋六三郎の顕彰碑との位置づけです。
代々、杵屋六三郎の名前を継ぎ、それぞれ演奏や作曲等、いろいろ活躍したとのことです。
弁天島の長唄碑は、比較的新しく、石柵の前面に、12世杵屋六三郎と刻まれているのは、12代の時に築造したとのことです。
永い伝統芸能を、代々受け継いで伝えていく努力に敬意を感じています。
本人及び周囲の間において様々な葛藤があったものと推察しています。それらを乗り越え伝統芸能を伝えていくことには、多大な努力と犠牲があったと思います。
長唄の碑を訪れ、敬意の念を覚える次第です。
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2016/11/20
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する