自然の中で心癒されます。
- 4.0
- 旅行時期:2010/09(約14年前)
-
by 潮来メジロさん(男性)
湯田中渋温泉郷・志賀高原 クチコミ:6件
志賀高原でトレッキングを楽しんできました。
今回は、池めぐりコースの中の前山湿原〜四十八池湿原を歩きました。
四十八池は、志賀高原の代表的な高層湿原で、最大幅190m、南北290mの中に階段状に大小60近い小池が並び、湿原植物が群生しています。志賀高原周辺湿原群の一部として上信越高原国立公園に含まれるそうです。
四十八池湿原のおいたちは、志賀火山と鉢火山の誕生により盆地状の地形が形成され湖ができました。湖は土砂の流入で浅くなりヨシ−スゲ湿原(底層湿原)が発達しました。湿原は腐食酸によりしだいに酸性となり、現在のようなミズゴケ湿原(高層湿原)に変化してきたそうです。
クロサンショウウオが生息しているそうですが、見つかりませんでした。
オオルリボシヤンマの産卵シーンや、ウラギンヒョウモン(蝶)、アキノキリンソウ、ヒヨドリバナ、アカモノ(ツツジ科)の実、エゾリンドウ(蝦夷竜胆)なども見られました。
四十八池の傍に志賀山神社の鳥居がありますが、この先の大沼池まではまだ50分以上かかるうえに、パンフレットには急な階段があるとの事なので、熊の湯温泉に引き返しました。
体力に自信の無い方は、無理をせずにここで引き返した方が無難と思います。
大自然の中で美しい風景と野草や蝶なども堪能し、心が癒される所です。
休憩所やトイレもあり、お勧めします。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.0
- 景観:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2016/10/24
いいね!:29票