現在の吉良邸跡は、吉良上野介の屋敷跡で、当時の広さの80分の1しかありません。
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- 旅行時期:2016/05(約10年前)
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by さいたまさん(男性)
両国 クチコミ:12件
現在の吉良邸跡は、吉良上野介の屋敷跡で、当時の広さの80分の1しかありません。
旧本所松坂町の吉良家上屋敷は広大で、東西134m、南北63mあり、2千500坪あったそうです。
吉良上野介が、この上屋敷を拝領したのは、義士の討入りの1年半前ですから、吉良家の上屋敷となっていたのは、前後1年半に満たない短期間でした。
現在、吉良邸跡として残る本所松坂町公園は、当時の約80分の1ですが、邸内の「吉良の首洗い井戸」を中心に土地を購入し、東京市に寄附し、これによって貴重な旧跡が維持されることになりました。
屋敷跡の周囲にある高家の格を表す「なまこ壁」と長屋門を模した高さ2mの塀壁と門が、わずかに当時の模様を偲ばせます。
吉良邸跡を訪れる機会を得て、当時の高家の格式の高さ、特に2千500坪という広大な屋敷を拝領したこと及び塀壁にも高家の格式があったということを学び、大きな驚きでした。大変に勉強になりました。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2016/10/07
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