1. ホーム
  2. 国内旅行
  3. 東海地方
  4. 静岡県
  5. 下田
  6. 下田 観光
  7. 弁天島
  8. クチコミ詳細
下田×
旅行ガイド
観光
グルメ
ショッピング
交通
ホテル
航空券
旅行記
Q&A
弁天島 施設情報・クチコミに戻る

小さくてマイナーな島だが、案外見どころ多め

  • 4.0
  • 旅行時期:2016/09(約8年前)
anonymous_Japanさん

by anonymous_Japanさん(女性)

下田 クチコミ:10件

下田のはずれにある、ちょっとした小さな島です。
本当に小さいので、事前に下調べでもしていかない限り
気づかず通り過ぎてしまいそうな場所です。
ですが、島のそばに無料駐車場が設置されており、
のんびりと車を駐めて観光できるようになっています。

この駐車場を降りると、
真向いの民家で飼われていると思われる
2匹の猫と対峙し、目が合いました。
片方の猫(キジトラ)は全くなつかず
配偶者に向かって「シャーッ」と威嚇したのち
逃げましたが、もう片方の猫(三毛猫)が
やたら人懐っこく、私たちの足元にすり寄ってきては
長い事甘えていました。

猫に別れを告げてから島に入り、しばらく歩くと
関東ローム層とはちょっと違った感じの
縞模様の地層が見えてきます。
ここ柿崎弁天島は、数百年前の地層が地殻変動により
隆起してできた土地なので、このような地層が残っているのですが
この弁天島では、吉田松陰の足跡を辿るだけではなく
地学的な側面からの観光も出来て、狭いながらも
いろいろな顔を持った場所なんだなぁと感心させられました。

そして、地層脇の階段を上がると
芝生の公園があり、やはり下田港を望む格好で
吉田松陰・金子重輔の像「踏海の朝」が
建っています。

しかし、こちらの2体の像はどちらも普通に恰好良く、
さっき見て来た坂本龍馬像に比べると随分と男前です。
しかし、吉田松陰は29歳で亡くなったにも関わらず
この像はどう見ても"アラサー"には見えないので、
こちらの像の方が、現実の人物とはかけ離れた容貌を
しているのかもしれません(一般的に知られている
肖像画も、随分とお爺ちゃんっぽくて怪しいのですが)。

けれども、この2人の若者が、結局は失敗に終わったとは言え
この地から渡航を企てて、
ロマンとスリルに心を躍らせていた様を想像すると
何だかこちらまで胸が熱くなってしまいます。

さて、この芝生の公園は、まどが浜海遊公園と比べると
面積は随分と小さいですが、見渡せる景色自体は
まどが浜と遜色なく、あまり人も来ないと思うので
穴場の展望スポットと言えるかもしれません
(なお、まどが浜とは約90度異なった形で
下田港を眺める形になります)。

狭いながらに色々と見どころのある島でしたが
悪天候のため、長居出来なかったのが何より残念でした。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
乳幼児連れ家族旅行
アクセス:
4.0
マイナーな場所でちょっとわかりづらいですが、車であればナビで簡単に行けます。
景観:
5.0
まどが浜海浜公園からも見える下田港を、違うアングルから眺める形です。
人混みの少なさ:
5.0
マイナーな場所だからか、それとも悪天候のためか、誰もいませんでした。
バリアフリー:
2.0
吉田松陰と金子重輔の像「踏海の朝」を見に行くには、階段を上る必要があります。ベビーカーの子供には配偶者と一緒に下で待っててもらいました。

クチコミ投稿日:2016/09/24

いいね!:0

利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する

PAGE TOP