小石川後楽園の唐門は、藩邸である書院地区の内庭と背後の庭園地区の後園を隔てる門でした。
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- 旅行時期:2016/04(約10年前)
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by さいたまさん(男性)
神楽坂・飯田橋 クチコミ:56件
小石川後楽園の唐門は、藩邸である書院地区の内庭と背後の庭園地区の後園を隔てる門でした。
戦災により焼失し、唐門の跡のみが残っています。
内庭と後園とを区分していた唐門は、中国風の壮大な建造物だったようです。
地表面の唐門跡と、唐門周辺の延段紋様の敷切石と玉石の小路の跡が、その当時の様子をとどめています。
唐門跡の解説文には、「内庭から後園に入る門で、唐様の極彩色の彫刻をもった華麗な建築物で、朱舜水の書いた後楽園の扁額が架けられていたが、戦災で焼失した。」と記載されています。
同じ解説の標識には、荘厳な唐様の彫刻が施されていた写真が掲げられています。
白黒の写真で、極彩色の様子がわかりませんが、鮮やかなものだったと想像されます。
唐門跡の様子を実際に見ることにより、後楽園の歴史の一端を知ることができました。
歴史に対して新鮮な気持ちになることができた唐門跡でした。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2016/09/14
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