創建は比較的新しいですが歴史の重みを感じさせます!
- 4.0
- 旅行時期:2014/08(約11年前)
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by hiroさん(男性)
隠岐諸島 クチコミ:38件
隠岐諸島で3番目に大きい中ノ島(海士町)の玄関口である菱浦港から車で10分程度の場所に鎮座する神社です。
隠岐神社は、後鳥羽天皇(第82代)を御祭する神社として、崩御700年に執り行われた「後鳥羽天皇七百年祭」の年にあたる1939年(昭和14年)に隠岐造りと呼ばれる建築様式により創建された神社です。
後鳥羽天皇は、上皇であった1221年(承久3年)の「承久の乱」により、41歳で隠岐の国(現:海士町)へ配流(配流直前に出家し配流時は法皇)、1239年(延応元年)配流先の隠岐の国(現:海士町)で崩御(60歳)される。
御遺体は、隠岐神社に隣接している後鳥羽上皇行在所跡(旧:源福寺、配流されてから崩御されるまでの19年間の行在所)の裏山で火葬にされ、その一部遺灰を埋納し、旧源福寺境内地は、後鳥羽天皇の隠岐の御陵「御火葬塚」とされています。
(火葬された御遺骨の大部分は京都の三千院の裏手にある大原陵に納められています。)
隠岐神社の創建は比較的新しい神社ですが、歴史の重みを感じさせられる神社です。
参拝されるときは、事前に歴史の勉強をしていくことをお薦めします!
また、隠岐神社の道路を挟んだ向かいに海士町後鳥羽院資料館(有料)があります。
参拝した時期は8月でしたが、隠岐神社内は隠岐一番の桜の名所(桜の木が境内・外苑に250本)だそうです。
桜の季節にまた参拝してみたいです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2016/09/11
いいね!:3票
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