西国三十三ケ所霊場第十四番札所園城寺(三井寺)
- 4.0
- 旅行時期:2011/11(約14年前)
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by zenkyou01さん(男性)
大津 クチコミ:6件
国宝、国重文の建造物も多くこれらを見るだけでも価値があります。境内は広く全部回るのに90分かかりました。特に安藤広重の浮世絵風景画「近江八景」の1つに描かれている「三井の晩鐘」がここにある鐘楼が題材である。この梵鐘は音色の園城寺といわれているが、なぜ晩鐘が近江八景なのかよく分からない。
「所在地」滋賀県大津市
「アクセス」京阪石山坂本線三井寺駅下車。駅前右手にある疏水沿いに左手(下流)に進む。10分ほどで三井寺総門に到着。
「概要」西国三十三ケ寺の第十四番札所で天台寺門宗の総本山。 創建は七世紀、天智、弘文、天武天皇勅願で弘文天皇の皇子大友与多王が建立、開祖は智証大師。本尊,
本堂は弥勒菩薩、観音堂は如意輪観世音菩薩像。
「文化財」 「国宝」 本堂、木造智証大師坐像、絹本著色不動明王像等。 「重文」仁王門、釈迦堂、鐘楼、アカイ屋、唐院(智証大師の廟所)、如意輪観音像等多々あり。
「コメント」受付を過ぎすぐ右に水観寺(三井寺別所)がある。そのまま進み、左手の階段を登る。左手に百体観音堂(百体の観音様が安置されている)。その右に観月舞台。東に琵琶湖が見下ろせる。正面に第十四番札所観音堂がある。登ってきた階段を一つ降り左進むと毘沙門堂(国重文)がある。そのまま坂をくだると三井寺別所微妙寺がある。本尊は十一面観世音菩薩(秘仏特別公開中)。さらに進むと左手に唐院(開祖智証大師の廟所)がある。ここの四脚門、護摩堂、灌頂堂、三重塔は国重文である。そのまま進むと左に一切経蔵(国重文)がある。ここには高麗版一切経を収める八角輪蔵がある。さらに進むと弁慶鐘(重文)がある。やがて本堂に着く。本堂に向かい右手に鐘楼(国重文)(三井の晩鐘)がある。現在の金堂は北政所が建立(1599年)。左手にアカイ屋(天智、天武、持統天皇が産湯に使用した泉が湧いている)がある。正面上部に左甚五郎作の龍の彫刻がある。本堂内には本尊の弥勒菩薩(秘仏)以外に大日如来、不動明王、阿弥陀如来、等多くの像が安置され拝観できる。 仁王門にむかう。現在修理中で見学できない。仁王門左手前に釈迦堂(国重文)がある。釈迦如来像が安置されている。
「拝観日」2011年11月8日。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2016/08/26
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