歴史的意義より存在すること自体が大切な天守閣
- 3.0
- 旅行時期:2016/04(約10年前)
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by 経堂薫さん(男性)
住吉浜・杵築 クチコミ:2件
杵築バスセンターから西へ向かって歩く事10数分。
「杵築城←」と記された看板の立つ入り口に着きました。
その先に立つ鳥居をくぐって石段を上り、市民会館の横から続く細い坂道をウネウネ登っていくと天守閣に到着。
もともとあった天守は慶長13(1608)年に落雷で焼失して以来、再建されることはありませんでした。
ていうか杵築城そのものも江戸時代中期に高台から北方の平地に移転されています。
現在、杵築神社や杵築中学校のあるあたりで、城跡の痕跡は神社北側に残る石垣ぐらい。
それから362年の時を経て本丸の天守台跡に三層の天守閣が甦りました。
昭和45(1970)年10月に再建された鉄筋コンクリ製の模擬天守。
館内は能見松平家の歴史を中心とした資料館になっています。
ここは入場料が必要ですが共通観覧券なら杵築城を含む全8施設の入場料が一括で割引になります。
共通観覧券を購入したところ、受付の小母さんが地図で各施設について説明してくれました。
建造から半世紀近く経つだけに場内が古びた感じのするのは否めません。
ですが階上の展望台に上がり茫洋とした大海原を眺めていると、そんなことはどうでもよくなってしまいました。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2016/08/08
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