旧西原村で亡くなった村民・軍人・軍属を合祀した慰霊塔です。
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- 旅行時期:2016/06(約10年前)
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by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
宜野湾・北谷・中城 クチコミ:27件
日清・日露・日華事変等で戦死された方々を祀る忠魂碑に端を発し、沖縄戦によって破壊されたのをきっかけにして、昭和30(1955)年沖縄協会の援助と村民の全面的な協力のもと忠魂碑の全面改修を行って?西原村慰霊塔?と呼称を変更し、1,700余名を合祀しました。その後昭和43(1968)年には再度改修を加え、?西原の塔?と呼称を変更し合祀数を2,000余名とします。
そして徐々にではあるものの沖縄戦に於ける西原村内で戦没した県外出身者・村外本県出身者の確認が進められると同時に村内出身者の軍人・軍属・一般戦闘協力者・村出身外地戦没者の遺族台帳の整備を進めてきた結果、現在では7,068名が合祀されています。
西原町は昭和60(1985)年には?西原町非核反戦平和都市?を宣言し、より積極的な各種平和事業を推進している市町村として国内外に知られています。
熾烈な地上戦の戦場と化した旧西原村では、村民の47%が犠牲となりましたが、その史実を踏まえた上での?立場を問わない戦没者?を祀ることによって平和の大切さを掲げることは、戦争によって亡くなられた人々はすべて同じだと言うことに他ならないと思います。
軍は悪者と決めつける考えでは、人の命の尊さに差をつけているようで、私のような知識のない人間にはあまり良い気はしません。そういう意味ではすごく重みを感じる?非核反戦平和都市?宣言であり、西原の塔建立の謂れのように思いました。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
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- 那覇中心部より車で30分位。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 訪れた時は誰もおられませんでした。
- バリアフリー:
- 5.0
- 舗装がしてあります。
- 見ごたえ:
- 5.0
- 塔建立の謂れにその奥深さを感じました。
クチコミ投稿日:2016/07/15
いいね!:5票
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