海外からの賓客を迎え、日本への理解と友好を深めてもらうことを目的とする国の迎賓施設
- 4.5
- 旅行時期:2016/04(約10年前)
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by タケさん(男性)
今出川・北大路・北野 クチコミ:1件
歴史的景観や周辺の自然環境との調和を図るため、日本の伝統的な住居である入母屋屋根と数寄屋造りの外観をいかし、築地塀を巡らせた品格のある和風の佇まいを創出している。
・場所は京都御苑内の御所の東側で、地上1階,地下1階(敷地面積は20,140m2)。
平安時代に権勢を誇ったあの藤原道長の邸宅がこのあたりにあった という。
・大工,左官,建具,表具,漆,庭園,石造工芸および竹垣他京都を代表する伝統技能を多数
活用して建設され、平成17年(2005年)に開館。
・設計のコンセプトは、「現代和風」(外観は木を活用した伝統的日本建築であるが、構造
は鉄筋コンクリート造り等、最新の技術を用いて快適な滞在を演出)」および「庭屋一
如(庭園と建物が一体となって調和)」とのこと。
・建物の中は、ロビー(随員たちの待合所他)としての部屋「聚楽-ジュラク-の間」, 会議やお
茶のおもてなし他に使用される「夕映-ユウバエ-の間」, 洋食の晩餐会や歓迎式典の会場と
して利用される「藤の間」, 和食(京料理)を提供する晩餐室「桐の間」 の四つの空間 お
よび建物の中から景色が楽しめる上記「庭屋一如」の庭園から成る。
*1 このたび、7月からの常時の一般公開(参観)に向けての試験公開に参加して、その一端を
かいま観てきた。日本の数多くの伝統技能が細かいところまで活用されていて、外国
からの賓客を接待するのに充分な 素晴らしい内容だと感心させられた。
*2 明治42年(1909年)、実業家によって東山の八坂神社東側に迎賓館「長楽館」が建てられ
た。3階建ての洋館で、今はホテル,レストラン,カフェとして使われている。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2016/04/30
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