「二重橋」とは何ぞや、皇宮護衛官の方にお聞きしました

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旅行時期：2016/01（約10年前）

by T04さん（非公開）

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「二重橋」と言えば、大戦中のニュース番組で「御愛馬白雪で召させられ二重橋に出御」された昭和天皇の映像が印象に残っています。この時、陛下が出御された橋は、多くの人が「二重橋」と呼んでいる手前の「正門石橋」ではなく、その奥にある「正門鉄橋」でしたから、ただ「二重橋」と言った場合、「正門鉄橋」のみを指すという認識でした。ここまでは私の認識で、これ以降は皇宮護衛官の方からお聞きしたことです。まず、この「正門鉄橋」は、かつて木造の橋で、濠に橋桁を渡した上に架けられた上下二重構造の橋であったため「二重橋」と呼ばれていたということです。現在は鉄橋に変わり、二重構造でもないのですが、かつての「二重橋」という名称がそのまま用いられているようです。ただ、この「二重橋」という名称も通称であって、やはり正式名称は「正門鉄橋」ということです。また、多くの人が「二重橋」と呼んでいる手前の石橋の正式名称は「正門石橋」ですが、この２つの橋を総称して「二重橋」と呼ぶことも、「二重橋」が通称である以上、間違いではないと答えていただきました。皇宮護衛官の方からお聞きしたので、この認識で間違いないと思います。私も今日から認識を改めたいと思います。