復元方法は、まさしく日本の誇り
- 4.5
- 旅行時期:2016/01(約10年前)
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by T04さん(非公開)
丸の内・大手町・八重洲 クチコミ:67件
近代建築に興味がある私は、当然のように辰野金吾さんのファンです。その辰野さんの代表作が、この赤煉瓦造りの東京駅丸の内駅舎で、竣工は1914年です。戦争中の爆撃によって被害を受けた東京駅舎が復元されたのは2012年で、復活したドームが大きな話題になりましたが、それ以外にも現代の最新技術を用いて復元された点が目白押しです。創建当時の意匠の窓には、木の風合いをもたせたアルミサッシを用い、化粧煉瓦も創建時の肌合いと色を再現、擬石という左官仕上げを用いた柱形など、それぞれの見所には解説板が設置さえています。中でも感動したのが、駅舎煉瓦部分の目地が蓋輪目地である点です。蓋輪目地は長らく途絶えていた技法のため、国内に技術者もほとんどいないという状態であったのを、わざわざ技術者を養成して蓋輪目地を復活させたとのこと。過去の技術を復活させることが可能であれば、あえて世界最高の技術を用いて代用しようとしないという発想と、職人技を尊ぶ気質は、儒教に囚われる隣国韓国や中国にはない、日本の良き伝統だと思います。誇りに思います。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 日本で一番アクセスの良い駅ですから☆5以外はありません
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- ラッシュアワーの駅構内は殺人的に混んでいますが、時間をはずした外観であれば問題なし
- 見ごたえ:
- 5.0
- 一番感動したのは煉瓦の蓋輪目地、伝統技術の復活
クチコミ投稿日:2016/01/30
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