頑張れ和歌山！

3.0
旅行時期：2016/01（約10年前）

by T04さん（非公開）

丸の内・大手町・八重洲クチコミ：67件

東京駅八重洲口・新橋・日本橋・銀座など東京都心には、各都道府県・市町村のアンテナショップが目白押しですが、和歌山県のアンテナショップは初めて目にしました。場所は東京駅八重洲口の雑居ビルの１階、それも少し奥まったところです。実は、すぐ近くのオフィスビルには間口の大きな北海道の「フーディスト」、とても立派で京都の雰囲気も感じられる「京都館」をハシゴしたばかりだったので、その立地や外観は相当見劣りするというのが第一印象です。お店に入る直前、和歌山の物産について頭をめぐらせました。まずは超有名なミカン、これもはずせない紀州梅、それから…。結局２つのみ。私にとっては影の薄い和歌山県です。さて店内は決して狭くはないのですが、その第一印象は、まるで近所のスーパーマーケットで開かれているミニ物産展といった風情で、お仕着せの棚やワゴンに商品が並べられているだけですし、商品そのものの種類も少ないです。先程まで買い物をしていた北海道「フーディスト」には山のように商品がありましたし、同じく京都の「京都館」が常設店のように美しくディスプレイされていたのと比べようもありません。これは経済規模だけの問題ではなく都道府県の姿勢、あるいは県民性によるもののような気がします。主力商品は、当然のようにミカンを中心とした柑橘類と梅の商品でしたが、それ以外のものは大変に少ないです。そんなこともあるのか、お客さんは私以外に１人のみで、ちょっと寂しい雰囲気もありました。和歌山県、頑張れ！因みに、「いこら」というのは紀州弁で、”行きましょう”という意味ということでした。