藤崎八旛宮

熊本市エリアの総鎮守～藤崎八幡宮～

5.0
旅行時期：2015/03（約9年前）

by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん（非公開）

熊本市クチコミ：8件

熊本市中央区にある藤崎八幡宮は、熊本市エリアの総鎮守として信仰を集めている神社です。応神天皇を主祭神、住吉三神と神功皇后を相殿に祀っており、承平5（935）年に起こった藤原純友の乱の鎮圧と九州鎮護のために勅願により建立されたとされています。長きに渡り国府八幡宮として国司や朝廷の崇敬を受け、鎌倉以降の武士の時代には歴代城主の崇敬を受けたのち、江戸時代には熊本城の鎮守社とされました。

明治期の動乱の時代、西南戦争により社殿が焼失するも現在地にて復興し、大正4（1915）年には国幣小社に列格しました。戦後GHQの神道司令により格付けは無くなりましたが、その後も熊本市民の心の拠り所として現在に至っています。

神社としてはそれ程大きな規模ではありませんが、ビルに挟まれるように存在するこの藤崎八幡宮、都市部の憩いの場である雰囲気は間違いなく受けました。一観光客にそう印象付けることは、例年9月第2週から行われる秋季例大祭が熊本市民のお祭りと表現される理由を垣間見たように思えます。