竹採公園:かぐや姫発祥の地
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- 旅行時期:2016/01(約10年前)
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by 紅冠鳥さん(男性)
富士 クチコミ:1件
静岡県富士市が「竹取物語」発祥の地として、名乗りを上げており、かぐや姫が誕生したとされる”竹やぶ”があるのだ。
東名高速道路の富士インターチェンジから、20分位のところにある竹取物語発祥の地として、今では公園になっている「竹採公園」へ、行ってみることにした。
竹取物語発祥の地は、全国で、10以上の場所が有り、それぞれの自治体が名乗りを上げている。本当の場所が不詳であることから、なんとなくロマンを感じるし、町興しになるから、それはそれで良いのだろう。すでに、昨年の2月に「第3回かぐや姫サミット」が京田辺の「竹取翁博物館」で開催されている。参加者も多く、結構盛り上がったようである。コンサートで、新曲が披露されたり、当時の天女や、かぐや姫の衣装をまとったパレードをやったのである。
富士市も負けていない。なにしろ竹取物語に出てくる富士山のお膝元だ。東京からの直行高速バスに「かぐや姫号」の愛称をつけたり、マンホールの蓋に、イラストを入れたりしているのだ。
さて、竹取公園は、名所旧跡となっているわけではないので、アクセス道路は、田舎道である。マイクロバスならば、かろうじて通過できるだろうと言う道路を対向車がこないことを願って、ドライブしなければならない。入り口に8台分の駐車場(無料)が整備されていた。公園と言っても散策路とトイレが有るだけだ。ぐるりと回れば、15分もかからないで、戻ってくることができる。あくまでも、話の種に、寄ってみただけだ。
臨済宗中興の祖とされている白隠禅師の墓があるには少しびっくりした。江戸時代、曹洞宗や黄檗宗に圧され気味だった禅宗の一つである臨済宗を復興させたのだ。500年に一人という名僧として、その素晴らしい逸話をいくつも残しているのだ。その墓は、沼津市の「松蔭寺」にあるのだが、なぜこの竹採公園にもあるのだろう。看板の説明書きを読むと、この竹採公園は、白隠禅師が興したとされる「無量寺跡(今は廃寺)」らしい。墓があっても当然かも知れない。
冬でよかったが、夏にこの竹藪を散策するならば、蚊に対する対策が必要だ。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 1.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 1.5
- 見ごたえ:
- 2.5
クチコミ投稿日:2016/01/05
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