沖縄島最南端の喜屋武岬~平和の塔~
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- 旅行時期:2015/06(約11年前)
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by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
糸満・ひめゆり クチコミ:207件
沖縄島最南端に位置する喜屋武(きゃん)岬には、現在では灯台と展望台、そしてキレイな海と青い空が一体化している風光明媚な場所として観光地のひとつとして時期を問わず観光客が訪れる場所になっています。
しかし今から70年前の昭和20(1945)年6月20日、沖縄戦の主力として戦いを続けていた第62師団隷下の部隊がこの地で玉砕しました。そして軍と行動を共にし、南下してきた学徒隊や一般市民までもが逃げ場を失い、この崖から飛び降りて命を落としました。
戦後昭和27(1952)年10月に近隣住民の手によって、放置されたままになっていた将兵や住人の遺骨約一万柱余が集められて、当時の名城ビーチ西側に建立されたものが?平和の塔?になります。その後昭和44(1969)3月現在の場所に移築され現在に至っています。
今さら戦争の是非論を語る必要はありませんが、展望台から眺める?東シナ海と太平洋?が70年前に?真っ黒?から?真っ赤?に変わった時期があった、その事実だけは語り継がねばならないことのように思います。
- 施設の満足度
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5.0
クチコミ投稿日:2015/11/17
いいね!:12票
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