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大師山清大寺 越前大仏

名所・史跡

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恐竜博物館よりもヤバイスポット

  • 5.0
  • 旅行時期:2015/08(約11年前)
sostravelさん

by sostravelさん(男性)

勝山 クチコミ:1件

清大寺越前大仏は関西のタクシー王の異名をとる多田清氏が故郷の観光名所にと建設、1987年に完成しました。多田氏は、貧しい幼少期を経て、タクシー会社を設立、オイルショックや不況もその天才的な経営手腕で乗り越え、一代で巨万の富を築きあげたのでした。タクシー業界のドンとして君臨し「多田天皇」と崇められるまで上り詰めたのです。

晩年多田氏が地元への恩返しとして380億を投じて建立した越前大仏。近隣に勝山ニューホテルも整備し(現在は別の経営者により営業中)、オープン時の87年こそ約71万人の参拝客を集めました。京都の門前町を模してつくった、門前町には地元企業や農家が出店し、大仏とともに明るい未来を信じていたに違いありません。その後、倒産、競売、廃墟と数奇な運命とたどることになるとは、誰も夢にも思っていなかったはずです。。

しかし、当時3000円拝観料と1000円駐車料金の高さなどから、客足だ次第に遠のき、ホテル部門も不振で投資負担を吸収できず大幅欠損が続いていました。
越前大仏開眼から4年後、1991年、多田天皇はご逝去され、自らの夢の越前大仏にて葬儀が執り行われました。一代で巨万の富を築き故郷に念願巨大宗教施設を建設、その場で葬儀を行い、天皇と呼ばれた男の人生は最高の終焉を迎えました。。

しかし、、残された巨大な建物はそれでめでたしめでたしで終わるはずもなく、、バブル崩壊後、たちまち経営難に陥り、2002年まで寺を所有していた旧相互不動産(勝山市)の親会社「相互タクシー」(同市)が法人市民税を滞納したため、勝山市は02年と04年に五重の塔や大講堂などを差し押さえ。
2007年福井県勝山市は6日、市税滞納を理由に、日本最大級の越前大仏で知られる清大寺(同市)の五重の塔や土地などを公売にかける方針を決め、380億かけて建立された夢の寺院の評価額は約47億円。。。2008年相互タクシーは約240億の負債を抱え倒産。帝国データバンク福井支店によると、福井県倒産企業のなかで歴代最高額だという。その後幾度となく値下げして競売が行われたが落札されていません。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず。ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。。。

所行無償の教えを多田氏は壮大で豪快な人生をもって私たちに伝えているのかもしれません。。

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
3.0
人混みの少なさ:
5.0
誰もいません
バリアフリー:
3.0
見ごたえ:
5.0
圧巻!必見!

クチコミ投稿日:2015/09/30

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