贋作と言う勿れ、本物を見ていない人は予習として、本物を見てきた人にも違った感動があります

5.0
旅行時期：2015/08（約10年前）

by hoyoyoさん（非公開）

鳴門クチコミ：3件

大阪からは高速バスで日帰り、開館から閉館まで1日中たっぷり堪能してきました。
「あそこの美術館、あれは贋作やろ」と会社の同僚が言っていましたが、「贋作？」とはまたえげつない。
確かに「モナリザ」や「ゲルニカ」が日本にあるわけ、あ～りません。銅板で再生し本物と同じサイズに、しかも、これだけの名画を再生展示している美術館はありませんから、ある意味、凄い美術館だと思います。
で、これだけの点数の名画の数々を開館から閉館まで見て回ったのですが、美術館主催のツアーに３つも予約してみて回ったら、後半、肝心の印象派のコーナーが時間が足りず駆け足に。ツアーもいいのですが、１つくらいにしておくのがおすすめです。逆に、鑑賞用のイヤホンガイドは借りること。西洋美術を一通り、1日で見て回るのに、この解説は有用でした。特におすすめは、エントランス入ってすぐの、再生されたシスティナ礼拝堂とスクロベーニ礼拝堂。ヴァチカンの方は実際行きましたが、パドヴァのスクロベーニは行ったことがないので、ここは死ぬまでに行かなきゃ、と思っています。あの美しい青の天井画を是非とも見たい！
（ということで本物でなくとも、こうしたお気に入りの本物を見たい！という動機付けだけでも行かれる価値ありと私は思っています）