不戦の証
- 4.5
- 旅行時期:2015/04(約11年前)
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by bluejaysさん(男性)
長野市 クチコミ:11件
信濃に進軍した武田・上杉両軍に対し、中氷飽・上氷飽・戸部・今井・今里・岡田の川中島6ヶ村は、村を戦場としないよう願い出た。
武田・上杉両軍はこれを聞き入れ、約束の証しとして代表の青木家の屋敷に杉の木を植え、幕を張って非戦闘地帯とした。そして9月10日の合戦では、両軍とも約束を守り幕を越えて合戦はしなかったと伝えられる。
だが、川中島の激戦から33年後の1595年に実施された太閤検地において、中氷鉋村の屋敷持ち百姓27軒のうち失せ人屋敷が13軒もあるのは、村で戦闘が行われたことを示唆している。上述の川中島6ヶ村は、1622年に武田の旧臣真田信之が松城藩主として入封すると、真田領を拒否し、幕府に願い出て上田藩の飛び領地となっている。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2015/08/21
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