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喜屋武久殿

名所・史跡

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石積みの壁に赤瓦葺きの小さな建物

  • 3.5
  • 旅行時期:2015/05(約11年前)
はまちゃんさん

by はまちゃんさん(男性)

知念・玉城・八重瀬 クチコミ:107件

南城市佐敷地区の県道137号線沿いにある東洋バス馬天営業所の北、約50メートルほどのところにある間道を100mほど入った右手にあります。
入り口の路肩に「喜屋武久殿」と記された白い標柱が立てられているので、それを目印によく見て(私達は、それを見落として近辺一帯を探し回りましたが・・・)いけば見落とすことは無いと思います。

琉球王国を建てた尚巴志の北山(ほくざん)討伐の際に捕虜となった北山王の四男、喜屋武久子が住んだ場所とされています。

草生した壊れかけたような石段を上がって行くと小さな広場があって隅に拝所があります。そこから更に上に行くと「喜屋武久殿」があります。石積みの壁に赤瓦葺きの屋根を載せた小さな建物で、内部には火之神が祀られています。

近くにあった案内板によると、『当時は茅葺き屋根に三方石積みの壁で石柱造りであったが、明治年間に瓦ぶきになり、さらに昭和54年に改修した際には地崩れの恐れから、殿の位置を庭の一部に移動した・・・』と説明が書かれています。詳細は添付写真を参照下さい。

観光客が殆んど来ることの無いところで琉球史に興味の無い方には無縁のところだと思いますが、津波古集落の村づくりをしたといわれている一族の一人が住んでいたという歴史あるところで、昭和57年(1982年)に史跡に指定されています。

施設の満足度

3.5

利用した際の同行者:
カップル・夫婦(シニア)
アクセス:
3.0
人混みの少なさ:
5.0
見ごたえ:
3.5

クチコミ投稿日:2015/06/09

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