冷静な気持ちではいられませんでした
- 4.0
- 旅行時期:2015/04(約11年前)
-
-
by はまちゃんさん(男性)
恩納・読谷 クチコミ:98件
読谷村にある石灰岩の自然洞窟で、チビチリガマは、「尻切れ洞」という意味だそうです。
1945年の沖縄戦で、チビチリガマへ避難していた住民約140名中、83名が“集団自決”を強いられたという悲惨な歴史を刻むところです。
場所が少しわかりにくいところにあります。国道58号線の“伊良皆”の信号から、県道6号線に入り、車で10分足らずのところに“大当”の信号があります。そこから、県道をそれて、真北に間道を500mほど走ると右手に赤瓦の小さな建物(トイレ)があり、そのすぐそばにチビチリガマがあります。車が数台停めるスペースがあります。
道路から階段を降りていくと、薄暗く水が沸いている洞窟(ガマ)があり、その前に『これから先は墓なので立ち入らないように・・・。参拝は平和の像で』ということが書かれた遺族会による注意板と“平和の像”があります。
当時の様子を想像してみてとても冷静な気持ちではいられませんでした。ここで起こった歴史を受け止め、静かに“平和の像”に手を合わせてガマを後にしました。
ガマから先、400mほどのところに沖縄戦の悲しみを歌った「さとうきび畑(作詞作曲 故・寺島尚彦さん)」の歌碑があるので、あわせてお参りされれば良いでしょう。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
クチコミ投稿日:2015/06/08
いいね!:1票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する