SLパレオエクスプレス

都心から一番近い蒸気機関車です

4.5
旅行時期：2015/05（約9年前）

熊谷クチコミ：1件

都心から一番近い蒸気機関車パレオエクスプレスは秩父鉄道熊谷・三峰口間を不定期で1日1往復運航しています。牽引するSL C58 363号機は昭和19年川崎車輛で造られ、釜石・仙台等東北地方で運用、昭和47年廃車となり吹上小学校で展示されていたものを、昭和62年さいたま博の目玉として復活、復活して高崎運転所に配置され、秩父鉄道に移籍、昭和63年からパレオエクスプレスとして運行しています。客車はSLのすぐ後ろの1両が指定席、その後ろ3両が自由席の4両で、停車駅は熊谷・武川・寄居・長瀞・皆野・秩父・御花畑・三峰口となっています。名前の由来は、1300万年前に絶滅した海獣パレオパラドキシアが秩父地方に生息していたことに因んでいるそうです。運行は3月中旬から12月上旬の主に土日休日で、10時過ぎに熊谷を出発し、秩父をお昼過ぎに通り、13時前に三峰口に到着、折り返し14時頃三峰口を出発し、14時30分頃秩父を通り、16時20分頃に熊谷に到着します(2015年ダイヤ)。車内ではSLグッズや弁当の販売等があり、スタンプラリーや写真コンテスト等のイベントもあるようです。運賃の他に自由席は510円の整理券が、指定席は720円の指定券が必要です。