善光寺(長野県長野市)

数え年7年に1度の御開帳の「中日庭儀大法要」

• 4.0
• 旅行時期：2015/05（約11年前）

by 実結樹さん（女性）

長野市 クチコミ：8件

数え年で７年に一度という御開帳は、実際には６年に一度（干支でいうと丑と未の年に）行われます。
今日（平成27年５月９日）に「中日庭儀大法要」を最初から最後まで拝見させて頂きました。

早朝3：30、泊まっていたホテルを後にして歩いて10分、善光寺に向かう夜明け前の暗い坂道を上ります。「お朝事」の「お数珠頂戴」の最前列を確保するためです。
でも、本堂前には既に30人程の人が並んでいました。
導師様の往きの「お数珠頂戴」は本堂に向かって左側の列だけです。
その列に並ぶと同時に、10：00～の「中日庭儀大法要」の見学場所を確保する為に、本堂に向かって右側に持参した新聞紙を広げて場所取りです。（今日は幸い曇っていましたが晴れていると左側では日焼けが凄く心配なので…）

この季節は「お数珠頂戴」は5：20～
「お朝事」は5：30～6：30
それが終わってから、セブンイレブンで買ったおにぎりを頬張りました。
長野は駅周辺なら別ですが、コンビニが極端に少なく難儀しました。

宿坊に泊まれた人達はそれなりのサポートがあるのですがそれ以外の人は兎に角「早い者勝ち」です。
それから4時間弱。ひたすら待ちました。
その後「中日庭儀大法要」の見学者の人は幾重にも層が出来て身動きが取れなくなっているのに、開始直前になって「もっと後ろに下がるように」と規制のコーンが置かれ始めました。
次回の法要では是非、始めから規制ラインを明示しておいて欲しいと関係者の方々に切に要望します。

始まって直ぐに“例の”ドローンが落下して一瞬騒然とした事件も有りましたが、普段は見られない盛儀を目近に見させて頂きました。
最高の場所だと思った回向柱の５ｍ後ろの場所でしたが、本当は回向柱よりも少し先の方がお稚児さんの舞なども見られてベストポジションかも知れません。
どこかの宿坊の観覧席？でしょうか。その辺りにはさらに早い時間に椅子が並べられていました。

12：00～12：40迄は本堂内での法要なので、外で待っている庶民は手持無沙汰…
いつ、終わるの？　朝から８時間座り通し…
でも、上人様が輿に乗って退出され、その他のお坊様達や役員の皆さんも帰られるまで身動きが取れないのです。

規制は13：00過ぎまで続きました。
法要中は回向柱に触れる事も規制されていたので、山門の外にはそれを待っている参拝者が溢れ返っています。
大法要に参加した人も一遍に解放されたのでは大混乱になります。
兎に角、凄い混雑です。

行くのなら、地べたに座って待って居るのは大変疲れます。お尻が痛くて時折立ち上がらなければ居られませんでした。
荷物になっても小さな椅子は持って行きましょう。
そして、お数珠も必携です。

今回は急に休みが取れて、「では、御開帳」という流れで旅に出る事になりました。
そんな事情でビジネスホテルに素泊まりでしたが、出来れば本堂近くの宿坊に泊まって、「善光寺参拝と精進料理」を堪能出来たら良かったのになと思います。
居合わせた宿坊参籠者の方に訊くと一年も前から予約を入れていたそうです。
寺社参拝は何と言っても宿坊に泊まってこそではないでしょうか。

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  回向柱前の儀式です

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  稚児行列

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  暗いうちから席取りの敷物が

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  回向柱と本堂のライトアップ

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  退出の列です

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  お上人様の還御の輿

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  大本願住職様

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  お数珠頂戴

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  撒かれた散華

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  副住職様はお若くて綺麗

クチコミ投稿日:2015/05/09

• 施設の満足度: 4.0
• 利用した際の同行者: 一人旅
• アクセス: 4.0
• 人混みの少なさ: 1.0
• 見ごたえ: 3.0
• 関連旅行記: 善光寺の宿坊「淵之坊」に泊まり豪華な精進料理を味わう