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東海軒 コンコース売店 施設情報・クチコミに戻る

東海軒〔駅弁〕

  • 4.5
  • 旅行時期:2015/04(約9年前)
横浜臨海公園さん

by 横浜臨海公園さん(男性)

静岡市(葵区・駿河区) クチコミ:9件

東海軒(とうかいけん)



該店は、該駅設置工事時に工事関係者に対する弁当飲食に便宜を諮った加藤龍蔵に対し、明治22年(1889年)12月に該駅構内に於ける元売販売営業許可を得て創業した弁当販売を主とする企業である。
該時点より弁当、及び土瓶茶販売を開始した。
翌明治23年(1890年)からは静岡丸子宿名物だった 安倍川餅(あべかわもち)販売を行った。
即ち、該餅は近世代より東海道筋往還内に於ける名物として、旅行者に知られた餅菓子だった。
然るに、明治期以降、横濱港-神戸港間に汽船航路が就航した事で、該街道筋往還者が激減した為に、一時は衰潮の状態下に在った。
加藤は、該餅菓子を該線利用者が土産として販売可能とすべく、黄粉をまぶした餅を求肥に代え保存可能な形態に変化させ販売に踏切った。
更に、明治24年(1891年)には、山葵漬を販売開始した。
山葵漬は、本来、江戸期には存在しない食品である。
然し、該鉄道開通うに依り、該線利用者への土産品として考案され、特に、田丸屋が丸型容器を開発した事で、持運びが容易になった為に、此れ以降、静岡名物として爆発的販売商品となった物である。
創業当時は加藤弁当部と称したが、明治34年(1901年)に三盛軒に社名改称し、更に、大正3年(1914年)に現社名に再改称した。
旧汐留駅構内発掘調査、及び、旧神戸駅構内発掘調査時に、静岡志つをか、しつをか、志つをか、等々の銘名を有する汽車土瓶が出土しており、此れらは該店が販売したものと推定される。
鯛めし弁当は明治30年(1897年)に発売開始され現在でも販売される鯛めしは、昭和30年代後半まで、駿河湾産真鯛を食材として使用した鯛めし弁当が、沼津駅構内販売業者 桃中軒の鰻丼と共に美味であり、東海道線を往来者から、つと知られた存在だった事から、該駅ホームに於いて昼夜を問わず立売販売され、該駅に列車到着と共に、該弁当目当に、弁当立売人に殺到する光景が見られた。
特に、夜行列車で1、2等寝台車利用客は家族への土産とする為に、事前に列車給仕に鯛飯弁当代金とチップを渡し入手を依頼するほど人気が有した名物弁当だった。
該社は、長らく静岡駅北口前に存在したが、平成22年(2010年)に現在地に移転した。



東海軒(とうかいけん)
静岡市葵区登呂6−5−35
?: 054−287−5171
東海道本線静岡駅南口 静鉄ジャストライン石田街道線登呂遺跡入口停留所降車 徒歩4分
http://www.tokaiken.jp/

施設の満足度

4.5

利用した際の同行者:
一人旅
一人当たり予算:
1,000円未満
利用形態:
その他
アクセス:
5.0
コストパフォーマンス:
3.5
サービス:
4.0
雰囲気:
4.0
料理・味:
4.0
バリアフリー:
1.0
観光客向け度:
5.0

クチコミ投稿日:2015/04/22

いいね!:50

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