がっかりです。
- 1.0
- 旅行時期:2015/03(約11年前)
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by kobe0332さん(男性)
丸亀・宇多津・多度津 クチコミ:1件
最悪な旅行となりました。
福岡から車で香川県へ。婚約者と二人で何ヶ月も前から楽しみにしていたうどん屋巡り。中村うどんへは1軒目に伺いました。
店につくと行列ができており、期待がふくらみました。30分ほど待ってやっとようやく店内へ。
車で3時間以上、気分を躍らせて、本当に今回の旅行を二人で楽しみにしていました。もうおなかぺこぺこです。
店内へ入ると入り口で若い女性スタッフさんが注文をとりに来られました。私も彼女も、とりあえず定番の「かけうどん」をお願いしました。店員さんは空席の2席を示し、掛けるように促しました。その時点で店員さんの声が聞き取りにくく、若いから接客に不慣れなんだろうなと思っていました。
席へ掛けて周りのお客さんを見るとはうどんにねぎを乗せたり、だしをかけたりしていました。讃岐うどんのシステムがわからずどうすればいいんだろうと思っていると、先ほどの店員さんが、「あちらですよ」とセルフのコーナーへ行くよう促してきました。
セルフコーナーへいくと丼に入っただしのかかっていないうどんを渡されました。
店員さんが「一度お湯を通して温めてからだしをかけてください」というふうに簡単に説明してくれたので、その通りにしました。後ろにも列ができており、気持ち急かされながらではありますが、うどんを温めて、つゆをかけ、ねぎ、しょうがを好きなだけ使わさせていただきました。
席へ着いてさあ、食べようというときに、事件が起きました。
中年の女性が、私の近くへ来て
「兄ちゃんねぎ全部食べてや」
というふうに言って来られました。私はその方が店員さんなのか、お客さんなのか分かりませんでした。よく分からないことを言ってくる人だなと思いましたが、ずっと楽しみにしていたうどんツアーの記念すべき1軒目です。あまり気にすることなく、「はい」とだけ言いました。
女性が去った直後にに私は隣に座っている婚約者に「どういう意味なのかな?」と聞くと、その中年女性がなぜか再び近づいて来て、鬼のような形相で大声で怒鳴ってきました。
「兄ちゃん!さっきセルフでねぎを入れるときに何杯もいれとったやろう!」
活気のあった店内の雰囲気は一瞬で凍り付きました。
「さっきねぎを入れるときに注意したのに言うことを聞かないで何杯も入れとったやろう!どういう意味だって?うちはネギ2杯までの決まりなんよ!そういう意味や!!」
女性がセルフのコーナーを指さしてながら私を睨みつけています。
突然のことに私はよく分からないまま、この女性は店員さんであり、おそらく店主かその奥さんなんだろうと気付きました。
女性が指さすセルフコーナーを見るとそこには
「ねぎは一人スプーンで2杯まで」
と紙に書いてありました。
私は自分がしてしまったことに初めて気が付きました。自分の分と婚約者の分も共にねぎは一人3杯は入れていたのです。
その女性の怒り具合に驚き、
「すみません、知りませんでした。本当にすみませんでした!」と謝りましたが、何もいうことなく女性はこちらを睨みつけたまま厨房へ下がって行かれました。
とにかく自分の責任でこの場の雰囲気を悪くしてしまったことが情けなくて、私は流し込むようにかけうどんを食べました。もちろん味なんか分かりませんでした。
ねぎを全部食べるように言われてたので、食べ終わったあとのだしに浮かぶねぎを取るのも時間がかかるので、彼女の分も含めてねぎと一緒にだしを一気に飲み干しました。
一刻も早くこの場を立ち去りたかったので、2分ほどで食べ終え、お会計をすませ、逃げるように店を出ました。
正直、飲食店でこんなにみじめで悲しい気持ちになったことはありませんでした。大好きだったうどんが悲しい思い出の味になってしまい、その日はその後3軒、うどん屋へ伺ったのですが、気分が悪く、全くおいしいと感じれませんでした。
いっしょにいた彼女にも申し訳なかったですが、なにより、中村うどんでその場に立ち会わせていらっしゃった他のお客さんに申し訳なかったです。
知らなかったとはいえ、ルールを守らなかった私が悪かった思います。しかし、もう少し分かりやすい説明とシステムにして頂けたら何もネギを欲張ったりするつもりは毛頭ありませんでした。ねぎは2杯までと、ルールで決めていらっしゃるのなら、スタッフさんにしっかり説明して頂きたかったです。
それと、セルフサービスは基本的にその工程に合わせてものが並んでいるはずなのに、こちらの、お店では、麺を湯通ししたあと、少し後戻りしないとねぎがかけれないという配置となっていました。後ろに並んでいるお客さんとぶつかりそうになってしまうし、初めてで、しかも店内が混んでいると説明書きは目に入りません。
実際、私は気を使い、後のお客さんを待たせないよう、自分の分だけでなくと彼女のぶんにもねぎを入れてあげていたのもあり、注意書きは全く目に入りませんでした。そして中年女性がおっしゃっていた、「注意」にも全く聞こえませんでした。おそらく厨房から注意していたのでしょうが、オーダーや店員さん同士のコミュニケーションなどいろいろな声が行きかう店内では、全く気づくことができませんでした。
しかし、例えルールを守っていない客がいたとしても、お客さんに対して、怒鳴ったり睨みつけたりする行為は、接客業としていかがなものかとは思います。
私も接客業をしております。お店にはいろいろなお客さんが来られます。ひとりひとり、いろいろな気持ちで来られます。私たちのように何か月も前から楽しみにしており、遠路はるばる到着し、行列を並んでやっと食べれる方も多くおられるでしょう。
お店の方には、飲食業というものを、もう一度考え直していただけたら幸いです。繁盛しているからと言って天狗商売になっているのでしょう。
味は本当にショックで分かりませんでした。あれだけ繁盛しているので、きっとおいしいのでしょう。
しかし私は二度と行きません。
料理というものは味だけでなく、作っていらしゃる方の気持ちがこもると思いますから。
少なくともあのような態度をとる人間が作るものは二度と食べたくはありません。
- 施設の満足度
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1.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人当たり予算:
- 500円未満
- 利用形態:
- ランチ
- サービス:
- 1.0
- 雰囲気:
- 1.0
- 観光客向け度:
- 1.0
クチコミ投稿日:2015/03/23
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