明治期の日本が感じられました
- 3.5
- 旅行時期:2015/02(約10年前)
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by T04さん(男性)
丸の内・大手町・八重洲 クチコミ:67件
休日の有楽町、用事まで時間があったため、「東京国際フォーラム」から皇居方面に向かって散歩を始めたところ、すぐ目の前に煉瓦造りの立派な建物があることに気付きました。近づいて見ると、これが有名な「三菱一号館」ということが判明。こんなに近くにあったのに、なぜ気付かなかったのだろうと思い、早速見学モードに切り替えました。「三菱一号館」は日本初のオフィスビルということで、設計者はお雇い外国人建築家のコンドルということですから、東京駅など数多くの建築を手がけた辰野金吾のお師匠さんですね。赤レンガに白を組み合わせた辰野式の原点は、こうした建物なのでしょうね。建てられたのは日清戦争が始まった明治27年ということですから、120年ほど前になります。しばし激動期の日本の姿に思いを馳せることができました。さて館内の一部は[三菱一号館歴史資料室」として無料開放されています。明治期の執務室を再現したという資料室はさほど広いスペースではありませんが、当時のオフィス家具やビジネスマンの服装なども再現され、映像資料などもあって、興味深く見学することができました。
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
- 3.0
- 「東京」駅と「有楽町」駅の中間点、「東京国際フォーラム」から皇居方面に向かう途中にあります
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 広い施設ではありませんが、見学に訪れる人は多くはない上に、皆さんお行儀が良い人ばかりで、静かな雰囲気でした
- 展示内容:
- 3.5
- 資料そのものも多くはありませんが、明治期の日本を身近に感じられるところが良いですね
クチコミ投稿日:2015/03/09
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