火事で焼けても、細い道はそのまま
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- 旅行時期:2014/12(約11年前)
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by Jingさん(男性)
ミナミ(難波・天王寺) クチコミ:28件
法善寺の北側にある細い通りの事を法善寺横丁といい、なにわの人間ならば知らぬ人はいない通りです。
大阪出身の著名人でもこの場所を愛する人は多いです。
昭和初期に小説『夫婦善哉』や『法善寺横丁』に登場して有名になり、横丁の名が定着しました。
この横丁には料理屋が多く、夜になると人通りが絶えず、賑わいを見せます。
法善寺露地などとも呼ばれる狭い路地が特徴なんですが、
2002年9月9日の午前3時過ぎに発生した火事により消失する事故がありました。
ローカル番組が多い大阪では当時、連日ニュースで報道されていたものです。
法善寺は辛うじて難を逃れたものの、復興に際しては狭い横町の路地が現代の建築基準法の規制にかかり、
これまでの風情ある情景を残そうとする人々(著名人も多数)の30万を超える署名活動によって、
特例を適用して被災前の狭い路地を維持したまま再建が行われました。
おかげで今でも狭い路地が残っています。
このことからも分かるように、この横丁に特別な感情を持つ人は少なからずいます。
署名が30万あつまるくらいですからね。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2015/03/05
いいね!:2票
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