『余にふさわしき閑居なり』
- 4.0
- 旅行時期:2015/02(約11年前)
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by cotton-candyさん(女性)
平塚・大磯 クチコミ:14件
作家 島崎藤村が晩年の2年半を過ごした簡素な家です。
夫人宛の手紙に『萬事閑居簡素不自由なし』と表現したとおり間取りは、8帖の居間・4.5帖の書斎・6帖の和室の3室のみの平屋建て。
臥せっていた居間から庭をみて「涼しい風だね」と二度言い 昏睡に落ち、翌日(昭和18年8月22日)永眠した。
時計は藤村が永眠した午前0時35分で止まっているという。
そして、広縁からながめる落ち着いた庭。
庭には藤村が好んだ白い花をつける植物が植えられている。
その中でも愛惜したのが春の“白椿”だそうだ。
広縁にそっと腰掛け、想いをはせてみるのもいいだろう。
藤村のひととなりが感じられる家と庭である。
行き方:
JR大磯駅から徒歩5分ほど
東海道線に沿って行くよりも少し遠回りになるが、一度国道一号線に出たほうが案内が見つけやすい。
ぜひ観ていただきたい細部:
ゆがんだ大正ガラス、萩の枝の下地窓、雨戸の戸袋の半瓢箪形の手入れ口
開場時間:9:00~16:00
休場日:月曜日(祝祭日は開場)、12/29~1/3
入場料:無料
*住宅街にあるの気づかいをお忘れなく。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- JR大磯駅徒歩5分
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 1.0
- 昔の家なので・・・
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2015/02/15
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