静けさを求める人に、手軽に秘湯気分とプチ湯治を。
- 4.5
- 旅行時期:2014/09(約11年前)
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by 彼方さん(男性)
奥只見・大湯温泉 クチコミ:1件
JR上越線の小出駅で下車、栃尾又温泉行きのバスで30分くらいです。
この路線は湯之谷温泉郷を南東に下って行きますが、その一番奥が栃尾又温泉です。
ここは宿3軒と、その3軒が共同運営している「うえの湯」「したの湯」という共同浴場しかありません。
後は渓流と薬師堂があるくらいで、観光要素は全く無し。
温泉に浸かること以外何もやることが無い、これぞ湯治場!という立地です。
しかも現在は日帰り入浴も中止しており、宿泊しないと湯には浸かれません。
栃尾又温泉は湯温35℃くらいの、ぬる湯の単純放射能泉です。
引き湯すると湯が冷めてしまいますし、加温するとラジウムが飛んでしまいます。
そのためお風呂は基本「うえの湯」「したの湯」まで出かけて、そこで1時間2時間、無言でじっくり浸かるというのが基本になっています。
(宿のうち一番大きい「自在館」には内湯もあるみたいですが)
入浴時間が長いので、どの宿も割と早めにチェックインできます。時間に余裕を持って、早めに着いておくのがおすすめです。
2つの共同浴場のうち、「したの湯」は本当に下(長~い階段を降ります)、河原のすぐ傍にあります。
よく雑誌に載ってる栃尾又温泉の風呂は、この「したの湯」の浴槽です。
対して「うえの湯」は近代的かつ無機質な浴場ですが、浴槽は広く寝湯なんかもあり、長時間入浴にはこっちの方が楽です。
この2つの浴場は夜と朝とで男女交代するので、両方行っておくと良いでしょう。
立地的に比較的手軽に秘湯気分を味わえる温泉地ですが、間違ってもワイワイガヤガヤと行くところではありません。
本当に温泉が好きな人に、静かに過ごして欲しいところですね。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- JR上越線小出駅からバスで30分くらい。
- 泉質:
- 4.5
- ぬる湯の単純放射能泉。入浴1時間2時間は当たり前の世界
- 雰囲気:
- 4.5
- 宿3軒と、その共同運営の浴場のみ。日帰り入浴不可。ただひたすらお湯と向き合うための場所です
- バリアフリー:
- 2.0
- 共同浴場のうち、したの湯は長い階段を降ります。足の悪い人や視覚障害のある方は介助必須
クチコミ投稿日:2015/02/07
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