昭和天皇御乗船阯碑〔記念碑〕
- 5.0
- 旅行時期:2014/12(約11年前)
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by 横浜臨海公園さん(男性)
浜名湖 クチコミ:5件
鷲津(わしづ)は、昭和初期に当時の静岡県に依る浜松を拠点とする浜名郡各主要地への道路設置が施工される迄、浜名湖奥地への汽船連絡中継地だった所である。
昭和天皇(しょうわ てんのう)(明治34年(1901年)4月29日~昭和64年(1989年)1月7日)は、天皇御即位後、陸軍大元帥として陸軍大演習特別監栽を主目的として、昭和5年(1930年)5月28日より同年6月3日に亙る7日間、静岡県内主要各地を歴訪された。
同年6月1日は、浜名郡を中心に巡幸されるべく、浜松から鷲津間を現在 大宮鉄道博物館に於いて保存展示されている第12号御料車を連結した御召列車に乗車され、鷲津桟橋から浜名湖巡航汽船所有の汽船に御召船として運航乗船され佐久米桟橋まで移動された事を記念し、同年建立された記念碑である。
当日は、佐久米桟橋上陸後、気賀から三方ヶ原古戦場跡を見学され、井伊谷宮参拝後、浜松から沼津まで御召列車で移動され、沼津御用邸に於いて宿泊された。
因みに、戦後は該汽船で浜名湖奥地へ移動する利用者も激減し、昭和50年(1975年)に該汽船寄航は廃止された。
現在では乗降客や荷物の積降で範奏した痕跡も存在しない静かな入江である。
昭和天皇御乗船阯記念碑(しょうわてんのう ごじょうせんあと きねんひ)
湖西市鷲津2524
東海道本線鷲津駅 徒歩8分
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/12/31
いいね!:40票
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