乗り心地があまり良くなく速度も遅くさらには乗車率が200%の新幹線？車両

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旅行時期：2014/12（約11年前）

宇和島クチコミ：33件

　愛媛県の宇和島と高知県の窪川を結ぶ予土線で運行されている普通列車の車両の１つで、2014年12月の四国旅行の際に利用しました。
　東海道新幹線の初代の車両である０系車両をイメージしていて、窪川寄りの先頭部分には丸い鼻を型どった形になっていました。また車内には鉄道模型の車両が展示されている他、窪川寄りの一部の座席には実際に０系で使用されていた座席（当時は転換式２人掛けシートとして使用。この車両では４人掛けのボックス席となっている。）が設置されていました。
　しかし座席自体、基本的には都会の通勤電車でお馴染みのロングシートである上、さらにはトイレの設備もない為、正直言ってあまり乗り心地はよくありません。
　さらに利用したのは2014年12月29日の月曜日で、窪川10時04分発宇和島行きにつき、務田（宇和島駅の２駅手前）〜宇和島間を利用したのですが、当日は非常に混雑していて乗るのがやっとという状態でした。勿論、出入口付近はすし詰め状態である上、ロングシート部分にも乗客が２列に並んで立っていて、座席定員ベースの場合、乗車率は軽く200%を超えていたのではないかと思います。さらに新幹線の車両を意識した観光列車であるにも関わらず時速は30〜40?程度と極めて遅く、並行している道路を走る車に抜かれるシーンも数回目にしました。
　2014年12月現在、窪川発は10時04分と18時24分発の宇和島行き、宇和島発は15時37分発の窪川行き21時03分発の江川崎行きにて運転（土日祝日は13時10分発の近永行きも該当）されていますが、予想通り一度乗れば十分な車両でした。なおトイレが近い方には利用することをあまりお奨めはしません。