企画展『須賀敦子の世界展』に感激。文学館は「港の見える丘公園」の奥にひっそりと優雅に佇んでいます。
- 4.5
- 旅行時期:2014/11(約11年前)
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by miracleさん(女性)
横浜 クチコミ:2件
港の見える丘公園に入り、大沸次郎記念館を通り抜け、霧笛橋を渡ると、文学館があります。近代日本文学に貢献した作家たちの企画展を多く開催しています。
公園の奥にひっそりと佇んでおり、静かにゆっくりと、近代日本文学に触れられる文学館です。建物の前の小庭からは、横浜ベイブリッジを眺められます。
企画展『須賀敦子の世界展』を拝見。イタリアに15年暮らし、谷崎潤一郎、川端康成などのイタリア語訳を手がけ、帰国後はN・ギンズブルグ、A・タブッキなどの邦訳で日本にイタリア現代文学を広めた須賀敦子さん。彼女の生涯と文学を紹介する初の試みで、第1部はイタリア以前、第2部は留学から帰国まで、第3部は作家の誕生、第4部は須賀さんが愛したものを紹介。須賀さんから編集者への手紙、日本に暮らす母上への葉書、イタリア各地やギリシャを旅した写真なども展示され、須賀ファンには垂涎の展示(2014年11月24日まで)。
展示期間があまりにも短く感じられたので(約1カ月半)、アンコールを望んでいます。
(閉幕まで間もないときに行くことができ、立てこんでいて、すぐアップできませんでした)
*2015年4月には谷崎潤一郎の企画展が開催されます。
- 施設の満足度
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4.5
- アクセス:
- 4.5
- 東急東横線直通みなとみらい腺の「元町・中華街」駅、6番出口(アメリカ山公園口)から徒歩10分ほど。
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- この時の企画展の観覧料は一般600円。良心的では。
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 閉館1時間前に入ったせいか、混雑はなかった。ただ、熱心なファン(私も)が多く、じっくり長く見る方ばかりで、広くない館内がより狭く感じた。
- 展示内容:
- 5.0
- 須賀さんの企画展は4部構成。資料と写真を合わせた展示が細やかで秀逸。
クチコミ投稿日:2014/12/14
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