飽きません
- 3.5
- 旅行時期:2014/11(約10年前)
-
by T04さん(男性)
川越 クチコミ:29件
「喜多院」境内には538体の羅漢様がおられました。1782年(天明2年)に志誠大徳によって建立が始まったとされる「五百羅漢」は、志誠大徳亡き後も「喜多院」の学僧達に受け継がれ、1825年(文政8年)にいたって完成したということです。1782年と言えば幕藩体制が綻び初めていた頃で、まさに天明の大飢饉の起こった年。翌年には浅間山の大噴火と、それに続く冷害によって東北から関東地方にかけて庶民の生活が崩壊した時代になります。「五百羅漢」の建立は、そんな世相を反映していたのであろうと推測することができます。しかし、何とも個性豊かな羅漢様のお姿です。笑い・泣き・怒り・悲しみ・ひそひそ話・居眠り…と、見ていて飽きません。ただ長年の風雨によって朽ち果てかけている羅漢様もあって、少し心配です。
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.0
- 「川越」駅まで徒歩で25分かかりましたので、バス利用が良いと思います
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- もう見学時間ギリギリでしたが、思いのほか見学者が多くて驚きました
- 見ごたえ:
- 5.0
- 538体の羅漢様、その個性ある姿に思わず笑みがこぼれます(^^)
クチコミ投稿日:2014/11/25
いいね!:0票